平泉光司_blog.

Wednesday, December 27, 2006

雨はあがったようだ。

雨はあがったようだ。

いったいどれだけの雫が降り注いだのか。
いくつかの雫は、いまだアスファルトの窪みにとどまり、
いくつかの雫は、すでに海へと戻り、
いくつかの雫は、僕のズボンの裾で風に揺れながら空へ帰るのを待っている。

すべてをずぶ濡れにしてしまうような雨だった。
雷鳴さえもかき消されるほどすべてが濡れていた。



『トム・ダウド/いとしのレイラをミックスした男』
をようやく観た。

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