銭湯
「プーと大人になった僕」という映画を見た。前に知り合いに勧められて、見たいと思っていた。プーさんのお話は実は全然知らないけれど、すんなり映画に入っていけた。いい映画だった。映画の中のキーワードである「”なにもしない”をする」ということ、うまく言えないけれど、「だよなあ、、」と共感した。
銭湯に行ってきた。
実は久しぶりだった。コロナ以降、なんとなくあんまし行っていなかった。
銭湯はいい。再確認した。
とは言っても、僕は家の風呂でもなかり充実したバスライフを送っている。湯船の温度も銭湯を意識した温度にしている。そう、熱めの湯だ。滝行のように冷水を浴びることもできる。iPhoneとiPad(共にイン・ザ・ジップロック)を持ち込み、その気になれば風呂場で作曲して即、世界のどこにでも送ることができる。(主にそのようなことはせずにYouTubeで気まぐれクックを見ている)それこそ映画も見れるし、SNSもできる。仕事のメールの返事もできる。アマゾンやメルカリも風呂でできる。なんとも快適じゃないか!
と思っていた。
話は戻るが、今日、銭湯に行った。
もちろん、iPhoneやiPadはない。
湯船に浸かり、冷水のシャワーを浴び、その合間は洗い場に座りただダラダラしている。することがないので自分の指とかを見ている。そしてまた湯に浸かる。冷水のシャワーを浴びる。ダラダラする。ひたすらこれだけだ。
お湯と冷水の行き来は最高に気持ちいい。
シンプルにそこだけを楽しめる銭湯は、やっぱり最高だ。
そこでようやく気づく。
家の風呂ではそこ(そのシンプルさ)をまったく再現できていなかった。
風呂場に”いそがしさ””やること”を持ち込んでいた。
と思ったら「プーと大人になった僕」を思い出した。あのキーワードだ。
この映画を勧めてくれた知り合いが「吹き替えで見るのもオススメですよ」と言っていたので、吹き替えでも見てみよう。
そしてまた銭湯に行こう。
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