平泉光司_blog.

Friday, March 30, 2007

MY STRATOCASTER

もう長いこと使ってる、僕の仕事道具を紹介します。(なぜだか?)

彼の本名は、ST62-115といいます。
FENDER JAPAN社製です。
ストラト・キャスターっていうエレキギターです。

出会ったのは僕が高校一年の冬。
62というのは'62型、115は定価11万5千円の意味ね。
ほんとは'54や'57のメイプル指板が欲しかったんだけど、
故郷帯広の楽器店”玉光堂”にはこいつひとりしかいなかった。
¥75,000の値札が付いてた。
18年も前のこと。

と、ここまでを話すと大概のギタリストがびっくりする。
「JAPANなんだ〜?」と言う。
みんな、こいつをUSA製のオールド品、いわゆる”本物”だと思ってたと言う。
まさか7万5千円で買った代物とは思わないらしい。(本物なら100万はするからね。


なんにしても僕にとっては本物だけどね。
ちょっとしたノロケ話さ。

2000年頃にヴォリューム・ポッドとコンデンサを交換した。
でも、それによって音が良くなったかどうかは、正直なところまったくわからない。

2002年にペグを交換。
”平泉光司&THE東京”(現COUCH)結成の年ね。

あと、アウトプット・ジャックも何回か取り替えてるかな。
消耗品だからね。

これらの写真はbenzoの頃にギターマガジン誌に取り上げられたときのもの。

7,8年前の僕です。
PCデスクトップの壁紙にどうぞ(笑)。


B.B.KINGは自分のギターに”ルシール”って女性の名前を付けているけど、
僕のこいつには名前がない。

呼び名は”ストラト”で十分だよ。
僕が弾くストラトはこれからもこいつ一本だけだろうからね。

Thursday, March 29, 2007

呪縛から必死に逃走

iTuneに取り込んだ”出世魚ズ”のライヴ音源を、
どうしても聴いてしまう。

呪縛だ。
親しみを込めて言わせてもらうけど、迷惑です!
すごすぎるよ。


ようやく別のものを聴くことができた今夜。

「GO GO SWING LIVE」Chuck Brown and the Soul Searchers

なぜかこれが聴きたくなったのです。
チャック・ブラウン
セクシーなビート。ヴォリューム上げてしまう。

「blue」Joni Mitchell

1曲目の”All I Want”にはいつ聴いても色あせない感情をおぼえる。
ちょっと前に、この曲歌おうと思って、難しすぎて諦めた。
チャレンジャー光司ですから、またやってみよう。


昼間に図書館で読んだ”つんく”の本の一節を思い出し、
「なるほど」と思いながらキーボードを叩いていたら、
ひとつ歌詞ができた。

つんく、ありがとう。


みなさん、つんくさん、おやすみなさい。

Sunday, March 25, 2007

ほんと楽しかったよ

ラストのセッションについては、事前に打ち合わせがあった訳じゃなくってさ、
僕が我慢できなくなって飛び入りしちゃったことから始まっちゃいました。
出世魚ズのふたりのグルーヴ、最高でした。




写真提供はエリコ・カメラマンとセレン・カメラマンからです。

Saturday, March 24, 2007

こども

子供相手の一日。

ひとり目は奎。
井の頭公園は桜の開花直前。

ブランコふたり乗りまっただ中。


ふたり目の子供は、小島徹也40歳。
ふたりセッションも3回目で、
意味なんか求めずに続けてます。

音の粒子が、揺らめき始めた。


三人目の子供は、平泉光司34歳。
ひとりスタジオで叫び跳ねる。
鏡に映る自分をなだめる、「跳ねることないだろ」


そんなよく晴れた一日。


明日は国分寺。
ひとつよろしく!

2007年 3月24日(土)
"出世魚ズの「友達になってください vol.1」"
■国分寺 cafe Slow
http://www.cafeslow.com/
出演:出世魚ズ、クッキン、平泉光司
open/18:00 start/19:00
前売2000円/当日2500円(1drink付)

Friday, March 23, 2007

恋の予感。

沢田ナオヤくんに申し出た。

”東京ではCOUCHがバックバンドをやります”

それは僕なりの恋の告白だったのでした。(ちょっとキモイか)




さて、恋の予報は依然荒れ模様。
来たる国分寺でのイヴェントで出世魚ズに出会ったら、どうなることやら。

僕はまだ未体験だからね。
ドキドキださ。


ドラムのモミーとは何回かセッションしたことあってさ、

笑いが止まらなく、ギターが弾けなくなったいう困った記憶がある。


可笑し過ぎて弾けないという意味じゃあなくってね、
目も耳も彼に釘づけで、ギターなんか弾いてる場合じゃない、
笑みこぼれ放題、って感じかな。

出世魚ズはかなりキテルらしいよ。



あ、僕も歌います・・・

どうぞよろしくね。

2007年 3月24日(土)
"出世魚ズの「友達になってください vol.1」"
■国分寺 cafe Slow
http://www.cafeslow.com/

出演:出世魚ズ、クッキン、平泉光司
open/18:00 start/19:00
前売2000円/当日2500円(1drink付)

Thursday, March 22, 2007

とりあえず写真だけ。

みなさんありがとう。

沢田ナオヤは、やはり素晴らしかった。
「チキンライス」歌ってくれました。


生まれて初めてウクレレで歌った。

Today's Menu

1.AWAKE
2.瞳が揺れる(仮・新曲)
3.Blowin' in the Wind(Bob Dylan)
4.You've got a Friend(Carol King)w.ウクレレ
5.Feel Like Making Love
6.水面の月
7.立ちつくすことも
8.BLOW
Encore:
9.ZONE

Monday, March 19, 2007

セーラー服と機関銃

ちょっと前に、何かの雑誌のコラムで、
星 泉(長澤まさみ)の歌う「セーラー服と機関銃」がすごい、
というのを読んだ。

まったく感情が込められていなくて、凄い!
と書いてあった。

しかし、その朴訥さが、切なさという姿となって曲を飾ってる。
と言うのだ。


僕はずっと気になっていた。
そういうのっていいな、と思っていた。


そんなことを思い出し、
ITMSで買ってしまった。

細かく感想は述べないけれどね、
とてもきれいなものを聴くことができた。

僕は、歌は”歌”であってはいけないと思っていてさ、
そういうところに響いてくるものがあった。

僕は少なからず影響を受けるだろう。

勉強になりました

反省すべき出来事。

駅の階段を下りようとしたら、
エスカレータを挟み反対側の階段の上で、
一人の女性が変な様子だった。

きっとなにか困っているのだと思い、
そちらにまわったところ、

例えば足が悪いようなことはなさそうだったので、
そのまま素通りしようとした。

そしたら、

「すみませ〜ん」

と声をかけられた。



「これ、持って下さい」

と、ピンク色のカバンを渡された。



そして彼女は始めた。

ダンスを。



僕はビックリして、

「ねぇ。それは手伝えないよ」

と言ってしまった。



彼女は、僕の声をとても邪魔そうに、
「なによ〜?」
と言い、

そして踊りながら見事に階段を降りきった。


反省する。


どうして僕は出来なかったんだろう。
例えば、サンバのリズムを口で刻んであげられたかもしれない。
もちろん手拍子だってできたかもしれない。
相応しい雄叫びを添えられたかもしれない。



もしそのときに、
そうできていたら、
逆に、ここには書いていなかったかもね。

勉強になりました。


おやすみ

Sunday, March 18, 2007

奎の理科実習。

冬らしい一日ですから、

合成樹脂で造られたすべり台を、
化学繊維の上着でスライドしたら、こうなります。



失礼しました。
おやすみ


明日も駆けていきます

Saturday, March 17, 2007

二度目。

ふたりのテレパシーが通じたか。

僕も小島クンも、今日だと思っていたみたいだ。
セッション二度目。

お互い好き勝手になってきた。
いい感覚。これからです。

写真はその後、吉祥寺の街へ溶けてゆく小島氏。

Friday, March 16, 2007

馬場くんから写真が届きました。






photos by camelove/BBA Ryota

Thursday, March 15, 2007

合間に銭湯。

セレンのライヴ。

写真はサウンドチェック後のBass伊賀さんとDrums末藤くん。
”無印良品”のカタログで盛り上がってる。なぜだか。
さらに盛り上がる。

本番まで4時間くらいあったので、
僕はその合間、かねてからチェックしていた表参道の銭湯を視察。

視察ですから、入ります。
タオルセットを買ってね。


すっかり温まった僕と同調したのか、
めずらしく鳴らしたMarshallは、いい具合にドライヴした。

銭湯FANであると共に、Marshall FANである自分を発見した。

そして近い将来、僕は”無印FAN”になるのだろうか。

Monday, March 12, 2007

べんぞーさん

おとといかな。

歩いていたら声をかけられた。

「あの〜、べんぞーさんですよね?」

とても感じのいい人、
そんな出会いは、いつも嬉しい。

声をかけてくれてありがとう。


でもね、

僕は今も昔も”べんぞーさん”ではありませんよ。
(そう呼ばれることが嫌なわけではありません)


benzo時代は、アンケートなどに、
「ヴォーカルのべんぞーさんが・・・」
という記入がよくあった。

おそらくその辺では、
僕の名前は”平泉べんぞー”で通ってたんだろう。

もちろん全然構わないけどね。

いまはCOUCHの平泉光司です。
あらためてよろしく。

そして、おやすみなさい。

激しい雨の日曜日。

激しい雨があがったら、でかけよう。

奎とふたり、勇んで出かける。
奎の自転車のかごにはグローヴ2丁とボール。
俺はプラスチックのバットをを片手に歩く。

奎よ、俺からあまり離れないでおくれ。
大人ひとり、バット片手は不自然だから。


雨上がりの水たまりはいいよね。
空はこんなところにもあった。

子供にはたまらないだろう。


夜はイノトモのレコーディングにディレクションで参加。
どうやらうまくいったようだ。

月曜だと思ってたら、日曜でした。

Friday, March 09, 2007

ふたりセッション

昨日は八時半に寝てしまった。
で、朝八時前くらいに起きた。

あまり覚えてないけど、
夢をいっぱい見た。


さて、
一つスタートさせた。

小島徹也とのふたりセッション。

今日はその初日。

これがむずかしい。

と言うのは、

やっぱり僕は曲を作ろうとしてしまうし、
小島クンはビートに専念する。

共有する時間をどうしても”有意義”に過ごそうとしてしまう。

ふたり硬い?

例えば、
思いっきり無駄な時間を、
忘れ去られる夢を、
プレイしたいのさ。

そんな自分の気持ちがよくわかった。

たのしいよ

眠くない
さすがに

Wednesday, March 07, 2007

FAT FINGER

今日はセレンのリハーサルでした。

伊賀さんがベースのヘッドに、なんかクリップみたいなアクセサリー(部品?)をつけててさ。
演奏中ずっと気になっていたから、訊いたさ。

そしたら、
「これつけたら音が良くなるよ」って言うのさ。

「え〜っ?」って俺は疑ったさ。

そしたら、

「だってこれGROOVE TUBES製だよ」って言うのさ。

ギタリスト(ベーシスト他も)はTUBE(真空管)って言葉に滅法弱くてさ。
そしてGROOVE TUBESと言えば、ちょっとしたエロさを感じる程の魅力的なブランド。

その一言で充分な説得力。単純なもんさ、聞く方も言う方も。

「ギター用もあるの?」って訊いたら、
「これギター用だよ。つけてみる?」って言うから、

つけてみたさ。

開放弦で、4,3,2弦と弾いてみる。

外して同じように弾いてみる。

またつけて弾いてみる。


つけてないときは、多少音同士のぶつかりがあるんだけど、
つけてみると、ストレートに混ざりあう。

細かい話だけど、明らかに違ってる。

GROOVE TUBESのFAT FINGERっていう代物。

なんじゃ、これ。

Sunday, March 04, 2007

赤坂

先日に続き赤坂。

森川さんのうたは、やっぱり美しかったです。

menu:
Feel Like Making Love
雨音に濡れ
Lady Madonna(The Beatles)
Blowin' in the Wind(Bob Dylan)
立ちつくすことも
BLOW

セッションでは、ザ・キングトーンズのGood Night Babyを。
コーラスセッションってね、なかなか珍しいよね。
たのしかった。

みなさんありがとう!!!

Saturday, March 03, 2007

つぼ八には行かなかった。

いい夜だった。
MCで言った”つぼ八”には行かなかったけどね、
そのかわりに会場で暖かい打ち上げがありました。

ギターを弾く身として、
西池さんや鳥羽さんの存在はもの凄く刺激的で、
麗しいんだよね。
ショックだよ。

そしてラストのセッションでは青山陽一さんも登場し、
ギターバトル(表現NG?)になりました。

憧れの存在を前に、
気持ちがぶれることもなく立ち向かえたのは、
きっと昼間に”バガボンド”22〜24巻を読んだから、そのお陰だろう。


来てくれた人、いつもありがとう。

今月は弾き語り強化月間です。
そちらもよろしくね。
まずはこちら、
本日です。

2007年 3月 3日(土)
■赤坂 GRAFFITI
出演:森川アキコ、岩見十夢、山岡恭子、平泉光司
open/18:30 start/19:00
前売2000円/当日2500円(1drink別)

Thursday, March 01, 2007

Wah

昨日、弦を買いに渋谷へ出かけたんだけど、
楽器店でふと目にしたウィンドウの中に、あった。

FW-3!

BOSSというメイカーのワウ・ペダル。

みっけた〜!

僕はこれじゃなきゃだめなんだ。

クライベイビーやヴォックスは苦手でさ。

benzo時代から使ってたやつは、だいぶガタがきてるので、
デリケートな現場ではノイズが気になってね。
だからちょっとワウ離れしてたな。

FW-3は、もう何年も前に生産が終了しててさ、
中古品を探すしかないんだよね。
でもめったにないんだよ。

ワウ・ペダルは消耗品とも言えるので、
いまのうちにあと3,4個手に入れておいた方がいいかもな。
そんなに高いもんじゃないし。

あ、今日ライヴだ。
でかけなきゃ。

いってきます。