MY STRATOCASTER
もう長いこと使ってる、僕の仕事道具を紹介します。(なぜだか?)
彼の本名は、ST62-115といいます。
FENDER JAPAN社製です。
ストラト・キャスターっていうエレキギターです。
出会ったのは僕が高校一年の冬。
62というのは'62型、115は定価11万5千円の意味ね。
ほんとは'54や'57のメイプル指板が欲しかったんだけど、
故郷帯広の楽器店”玉光堂”にはこいつひとりしかいなかった。
¥75,000の値札が付いてた。
18年も前のこと。
と、ここまでを話すと大概のギタリストがびっくりする。
「JAPANなんだ〜?」と言う。
みんな、こいつをUSA製のオールド品、いわゆる”本物”だと思ってたと言う。
まさか7万5千円で買った代物とは思わないらしい。(本物なら100万はするからね。
)
なんにしても僕にとっては本物だけどね。
ちょっとしたノロケ話さ。
2000年頃にヴォリューム・ポッドとコンデンサを交換した。
でも、それによって音が良くなったかどうかは、正直なところまったくわからない。
2002年にペグを交換。
”平泉光司&THE東京”(現COUCH)結成の年ね。
あと、アウトプット・ジャックも何回か取り替えてるかな。
消耗品だからね。
これらの写真はbenzoの頃にギターマガジン誌に取り上げられたときのもの。
7,8年前の僕です。
PCデスクトップの壁紙にどうぞ(笑)。
B.B.KINGは自分のギターに”ルシール”って女性の名前を付けているけど、
僕のこいつには名前がない。
呼び名は”ストラト”で十分だよ。
僕が弾くストラトはこれからもこいつ一本だけだろうからね。